円背にみられる呼吸と感情の影響
円背と言って背中が丸まっている姿勢になっている方には、メンタルストレスがある場合があります。
胸の前面は目には見えないのですが、「心」がイメージできます。胸をすぼめているような姿勢は「心」へも影響が出ていると考えられます。
心に影響が出れば、当たり前ですが感情に影響が出てそれは「呼吸」へと影響されます。というように繋がりで考えてみると、メンタルストレスは「体の歪み」とともに「呼吸」・「感情」と影響を与えます。
時には体の歪みは痛みや不調となって現れている場合が多いです。そり腰が強くて腰が痛い、肩や背中周りが痛い、股関節痛や膝痛がある場合もあります。
みぞうちを抱え込むような姿勢は呼吸の浅さも出てくるので、呼吸がしづらいといった症状もみられたり呼吸が浅すぎて過呼吸のような症状がある方もいます。
円背になり膝を曲げ腰を落とした姿勢になると、膝痛が見られる場合や足裏でしっかりと立てていないことからふらつきやめまいなどが起きている方もいます。
めまいやふらつきにみられる眼精疲労
また、よくあるのがふらつきを修正するために目が杖代わりとなって立っている場合が多く眼精疲労になっている方もいます。眼精疲労でも様々ありドライアイや光がギラギラ眩しかったり、焦点が合わないといったことをうったえられます。
心因的なストレスがある方は検査でわかります。施術で背骨の胸椎の10番あたりの調整をするとすごく痛がります・・・^^;(みぞうちの後ろが胸椎12番なのでそのちょっと上あたり)
筋肉の少ない女性に多いのが膝や股関節がグラグラしていることから、肩関節にも影響が出て四十肩や五十肩のような症状がある方や股関節が痛いといった方もいます。
膝が少し曲がっていて顎が上がっている円背で、呼吸の浅さがある方はメンタルストレスはありませんか?心も体の歪みも影響しあって今の自分の状態があります。
特にコロナをきっかけに呼吸のしづらさやメンタルの不調を訴えられている方が多くなっています。女性でいうと産後で授乳をしている方や寝不足状態が続いたり育児に疲れている方がこういった症状を訴える場合もあります。
今の不調は目には見えない無自覚の心の部分が実は大きな鍵を握っているかもしれません。