耳鳴り・耳の閉そく感・聴覚過敏とは
耳鳴り・耳の閉そく感・聴覚過敏で来院される方が来院されます。
「耳鳴り」は音程の低さや高さはそれぞれですが、耳の中で音が鳴っている感じがします。寝ている時もという方から、時々、音が切れる時もある方、など状態は様々です。
人によっては、耳なのか、頭の中からの音なのか判別がつかない方もいますので検査して判断しています。
「耳の閉そく感」は、耳が聞こえにくい、詰まった感じがします。片方のみの場合があります。
「聴覚過敏」は高い音のみ低い音のみまたはすべての音が異常に大きく聞こえます。ビンビン響く感じがします。
それぞれ感じ方が違いますが、どれも感覚器のストレス状態です。
耳の不調はなぜ起こるのか?
考えられる原因は・・・
食いしばりをしている
歯ぎしりをしている⇨顎関節と耳は側頭部に位置するため、顎関節の圧迫が耳と連動している
平衡覚にストレスがかかっている(めまいが併発している場合があります)⇨平衡感覚と聴覚は連動している
前頭部に位置する前頭前野のストレスが強く頭部内熱や三叉神経エリアにもストレスがかかっている⇨上顎や前頭前夜に負担がかかると頭部のこもり熱が強くなったり三叉神経へもストレスがかかります。
足首、足裏の状態に負担がかかっている👉(⇨足の骨と耳は連動しているため
腎臓疾患がある
簡単に書くとこんなところになりますが、耳だけの問題ではないということになります。
耳の不調とストレス
ストレス性の問題もあります。
怒鳴り声など大きな音を小さいときに聞いた記憶がある。職場などデスクの隣から声をかけられることがストレスとなっている。女性、男性など性別によって聞きづらくなったり過敏になったりする。
耳の不調というと病院ではストレス性のものと診断されます。
確かにそれも考えられなくはないのですが、当院では機能面から見て改善できることをお伝えしています。日常の無意識でしていることが今の症状を起こしている場合があります。そこからたどっていくと改善につながることがあります。
耳の不調だけでなく付随症状がある方が多いです。よくあるのはめまいですが、それ以外の複数の症状をお持ちの方が多いです。付随症状もしっかりと解決していきます。