後頭部の痛みや頭が締め付けられる
仕事でパソコンを使用する時間が多いです。
最近は頭が締め付けられるような痛みや後頭部辺りが痛むことが多く、頭痛薬を飲むことが多くなっていました。
天候が悪い日は特に調子が悪いこともあり、時々横に揺れるような動揺性のめまいがあります。
施術当日は、朝から頭痛薬を飲んできていました。
それでも仕事を終えて来院された施術時には頭の痛みがありました。
頭部の熱のこもりと重心のブレが主な原因
検査鑑別をしてみると、頭部のうつ熱、平衡覚ストレス、視覚ストレス、顎関節にストレスがありました。
後頭骨のあたりが痛いと、視覚にストレスがある場合が多いです。主に考えらえる原因は視覚野が後頭部エリアにあるのと、頚椎2番の変位が強くなることがあるからというのもあります。
平衡覚がぶれると、体は無自覚に横にブレているようなことになるので眼や三半規管にストレスがかかり、ふらつきやめまいが起こりやすくなります。また、腰も安定感がなくなるので腰に違和感が出てくる方もいます。横にブレているので、食いしばって立位を保とうとします。顎関節にストレスをかけるようになってきます。
骨盤は開きやすく足裏に不安定さ
生まれ持ったものを見ると、骨盤が開きやすい状態でした。骨盤が開きやすい方は頭に熱がこもりやすい場合があります。
それに伴って、この時期だと寒暖差アレルギーやアトピーがひどくなってしまう方もいます。この方も喉がイガイガするなどの寒暖差アレルギーがあると言っています。
また、骨盤が開ききっている状態だったので骨盤を適度に締めてあげることも必要です。そうしないとグラグラ安定感のない骨盤になってしまいます。当院だと美容整体もセットで施術している方がいますが、骨盤が開きやすい方がセットで施術している方が多いです。
この方は元々椎間板が狭くなっているので慢性腰痛もあります。骨盤の状態もその方の持っている本来の状態にしていかないと痛みとして出やすくなってしまうか方が多いです。
グラグラと安定感がない骨盤は足裏にも不安定さが出ているということです。足裏に不安定さがある方は皮膚感覚が鈍くなっているので、まずは足指もしっかりと使える歩行を心がけてもらっています。
特に女性は足指が縮こまっていたり、鷲足の方が多いです。靴の形状もありますが、指が使えていない状態の方が多くそれが姿勢として影響している場合があります。
ご自身のカラダに意識をするだけで、本来の状態を取り戻すことができてきます。まずはなぜ今の症状が出ているのか、根本的な原因を探っていくことが大切です。