最近多い症状・・・パート2

顎関節症はお子様から成人まであらゆる年齢の方に起こります

当院はお子様も来院されますが、最近では中学生以上の顎関節症の方の来院が増えています。

特に受験期、大きなストレス状態にかかっている時は心因的ストレスから発症していることも考えられます。

また、部活動による足腰の不調、肩や腕のケガなどがきっかけでしばらくして発症することもあります。

最近の春の嵐のような天候や気圧の影響で体内圧に狂いが生じると顎関節症になってしまう場合があります。

また、顎関節は股関節と肩関節との連動性からいずれか可動域に違和感が出てしまっている場合に影響を相互に受けやすいです。

平衡感覚が鈍くなると横にブレているような歩行や姿勢バランスになってくるので膝関節へも影響が出てくることから食いしばりが強くなり顎関節に負担、または顎関節にずれが生じます。

食いしばりは小学生の小さなお子様も起こります。特に歯軋りをしている場合は、呼吸不足も考えられたり、鼻が詰まりやすい場合もあります。

鼻が詰まっている場合はどうして鼻が詰まっているのか?をみていく必要があります。

呼吸不足から集中力が欠けて、勉強に集中できない、落ち着きがないなど行動へも影響が起こります。

顎関節症は顎だけの問題ではない

上記のように大人も子供も「顎関節症」は顎の問題と捉えず、その裏には必ず根本的な原因があります。

根本的な原因が取れてこないと、なかなか症状の改善につながらずあちこちの病院へ行ったり治療を受けてくる方もいます。

しかし、また顎が開けにくい、顎がずれている感じがする、あくびをするのが怖いといった顎に違和感がある状態を繰り返すので「どうしてか?」と疑問に思い色々調べて来院される方が多いです。

当院は顎関節症でも全身バランスを整えます。

「脳脊髄液循環」の流れをスムーズにしないと、脳からの指令が正常に働きません。

体へ心へ正しい指令を出すのは脳の仕事です。

そのためには、全身の循環を良くしないことには解決できません。

脳脊髄液循環をスムーズにして回復力を出す

どんな症状でも、回復力が助けとなります。回復力は人によって違うのが厄介なのですが・・・。

部分的な治療だけでは限界があります。脳からの指令を正しい状態へ改善することが近道なのです。

脳脊髄液循環は、脳から脊髄の神経へ正しい指令を出しています。循環の滞りが改善することで回復力も自ずと高まります。