目の痒み・頭痛・だるさ
今はちょうど卒業式シーズンですね。今年は暖かい日と寒い日の寒暖差があり、体もついていくのが大変な方が大変多いです。
先日あげたブログから、すぐに当院に来院されている方で、花粉症の様な症状で悩まされている方がメンテナンスに来院されたので具体的な症例をあげて説明します。
症状は・・・
目の痒み、頭痛、だるさ、鼻が詰まる
ちなみにこの方は花粉症の時期に少し鼻水が出たりする症状が出たり出なかったりするそうです。
症状が急に出たのが、来院される前日だったので「何をしていたのか?」と確認しました。
その日の天候は急に温度が上がったすごく暖かい日でした。
「お子さんの卒業式で、校庭にいる時間が長かった。」
「だから、花粉症がひどくなったのだと思った。」とのことでした。
副腎髄質に負担
施術前に検査を早速してみました。
花粉症ではばっちりと反応が出ませんでした。
その代わり、副腎髄質に負担がかかっていたのでストレスによって助長されているアレルギー反応だと説明しました。
体に水がかなり足りていない状態だったのでそれによってドライアイになっているところに、チリ埃を含んだ砂埃や花粉がある室外にいることで目の異常な痒みが発生したものだと思われます。
水分が足りないと、筋肉や筋膜に熱がこもり負担がかかることで、のぼせを起こしたり皮膚の痒みが助長される場合があります。
「確かに昨日は水は全然飲んでいなかったし、最近は仕事中も水分を飲むことを忘れていた・・・」とおっしゃっていました。
水分不足も侮れない
水分が足りなくなると頭痛が出てくる場合やふらつきも出ます。
女性は水分を取るのを忘れがちな方が多いです。
1時間半に一度はトイレに行けているか?お茶やコーヒーばかりを飲んでいないか?を確認してみてください。
アレルギー症状でも根本原因の見極めが大切
検査をして思うのは、完全な花粉症でない方も多いのは確かです。
自分は花粉症だと思って、病院の薬や市販の薬を常用していたりしている方もいるのだと懸念しています。
確かに、症状は薬で軽減されるかとは思いますが「何が原因のアレルギー症状なのか?」を見極めることは大切です。
真性アレルギーなのか?
ストレス性によるものか?
寒暖差によるものか?
体の使い方によって頭ののぼせから発生しているものなのか?
ホルモンバランスの負担によるものなのか?
体の水が足りていないのか?
呼吸不足によるものなのか?
いろいろな状態が考えられるのです。
自分の状態を知ることは健康への近道です。