症例・・起立性調節障害のような症状

中学生 お子さんの不調

当院に来院された時どのような症状がありましたか?

頭痛、腹痛、立ちくらみ、眠気、鬱傾向

病院もたくさん行きましたが、どこでも異常がないと診断されました。

学校も休みがちになり、遅刻や相対も多く家でも横になっている時間が多くなっていました。

さく自然形体院に通うようになってどのように改善されましたか?

眠気の症状が無くなり、その後頭痛が無くなり、最後に腹痛がきえていきました。

体の不調が改善されていくと同時に精神的にも元気になっていきました。数ヶ月かけてゆっくりなくなっていったため、最初は改善している実感がなく半信半疑でしたが、着実によくなっていることが客観的に明らかでした。

あなたと同じような症状で悩んでいる方へ、アドバイスやメッセージをお願いします。

個人差があると思いますが、背術後の体の変化を感じにくい方だったと思います。よって、体が楽になったとか元気になっていることに気づきにくく、実感がわかないまま通っていました。振り返るとよくなっていました!!わかりやすい体の変化がすぐあわられなくてもこちらの施術を信頼し、指導されたこと家で実行し、通い続ければ必ず回復に向かうと思います。

起立性調節障害と診断される方は多いですが・・・

学生の方で「起立性調節障害」と診断されて来院される方は多いです。

当院ではこのような症状は自律神経の不調と捉えますが、「起立性調節障害」だと血圧の問題とされ、朝起きれないから低血圧と思っている方も多いですが「血圧」だけに原因があるということではありません。

血圧の薬を勧められて不安になって来院される方もいます。

「循環」の問題か体の「体内圧」の問題か、で施術のアプローチが変わってきます。

「感情」の部分でストレスを感じている場合も多いです。

感情面のストレスがあり、それによって体の圧が抜けたり、呼吸不全になったりすることで体の機能不全となっている場合が多いです。

同じ症状でも何が根本的に原因かはその方の状態をみないとわかりません。

血圧が低い、貧血状態といったよく聞く一般的な症状から朝起きれないということには当てはめて考えられません。

たとえ血圧が低めであってもなぜ低くなっているのか?その低くなっている原因を解決しない限りこの状態からは抜け出せないのです。

電子機器との向き合い方

最近多いのは、「スマホ依存」「ゲーム依存」です。

(ちなみに画像にあるお子さんはスマホ依存が原因ではありません。)

大体高校生になって、スマホを持ち始めてからこの様な状態に陥り、朝起きれない、不眠症になっている・・・というお子さんは年間でいうと一定数来院されます。

この場合、電子機器との向き合い方はまずはお家で実践してもらいますが、これはお子さんの「治したい」という気持ちが強くないとなかなか解決しません。

保護者の方だけが懸命になっても、残念ながら解決できないのです。

いくら施術者の私が説得しても施術は月に数回会えれば良い方なので、お家での取り組み方は家族間での話し合いがしっかりできているか、で大きく変わってきます。

しかし、上記のことを分かった上で自宅メンテナンスで驚くほど解決してしまうお子さんはいるので、本人の気持ち次第で解決できる問題の場合もあります。

春休みになると、一旦学校がお休みに入るので生活のペースにも変化があります。

体のリズムを狂わせないようにしっかりと生活のリズムを整えて過ごしましょう。