春からの不調で多くなる
入学、入社、異動などで環境が変わった方に多く見られることがあります。
成人の方が多く見られたのですが、連休明けからは中学生、高校生のお子さんの来院も増えています。
もちろん、春だけでなく季節の変わり目に弱い方や夏バテや熱中症と同時に「エネルギー不足」となることもあります。
「エネルギー不足」は「免疫力」と関係があるからです。
大人になってからの喘息やアトピーが発症した場合も同時にこのような状態になっていることがあります。
エネルギー不足の具体的な症状
・朝起きれない
・一日中眠い
・ふらつき・めまい
・不眠
・体が冷えている
・免疫力が低下していると実感している
・気力が起きない
・冷えのぼせがある
・夕方になると不安感や疲労がどっと出る
付随しているものはそのほかにも多くありますが、一番実感されるのがこの辺りかと思います。
「エネルギー不足」とわかったら・・・
検査して「エネルギー不足」の場合、まずは「休息すること」が必要です。
学生であれば部活動はお休みです。
お仕事が軽減できるのであればそうしてもらいます。
休職中に来院される方もいらっしゃいます。
「足裏の不安定」さなどが顕著になり体の中心軸がぶれてしまっている状態です。
中心軸がぶれてしまうと「延髄」の働きがしっかりとできなくなってしまうので、体内リズムがアンバランスになってしまいます。
眠りの質、体温調節、呼吸の改善を目指していく必要があります。
また、呼吸不足の状態は感情面や食物の取り込みにも影響を与えています。
食事がしっかりとれているか、ビタミン、ミネラルは摂れていますか?
感情面の負担はありませんか?(自分ではわからない方が多いです・・・)
呼吸は「肺呼吸」だけでなく「脳呼吸」を整えることが大切です。
脳脊髄循環を整えるということです。
自分の体についてはわからないことが多いです。「自分がエネルギー不足だなんて・・・」と思う方がほとんどです。
疲れていても元気がなくても力を振り絞って頑張っている方がほとんどなのです。
それを客観的に判断してお伝えします。