体や骨盤が歪んでいる?!なぜ検査をするのか?

原因は隠れたところにある・・・

県外からの方が来院されました。

病院へ行っても原因がわからず・・・検索をしていたら当院がヒットしたとのことです。

車で2時間かけて来院されました。当院は、お隣の山梨、群馬県から来院される方もいらっしゃいます。もちろん遠方から来られるほどなので、病院で原因がわからずなど深いお悩みの方が多いです。

主訴は・・・不眠、喉の詰まり感、呼吸の浅さ、肩こり、首こり

検査をしてみると・・・「顎関節症」が原因でした。ご本人も自覚はあったものの、もう治らないものだと思っていたとのこと。そして、根本的なところは思考偏重ということもわかりました。

顎関節症は心的なものと絡んでいるので、考え癖やストレスが強い場合は顎関節に負担がかかっている方が多いです。

このように検査をしてみると、主訴と違ったものが出てくることは多いです。しかし、説明をすると腑に落ちると言われます。

この方も説明でだいぶ気持ちも落ち着き、自己メンテナンスもやりながら症状も早くから改善されています。

骨盤の状態は体そのものを表す

検査ではその方の骨盤の状態を見ています。これは不変なものなので、その方の体の状態と言っても過言ではありません。もちろん、今の状態も見て本来の状態からどうなっているのか・・・で整えていきます。

「骨盤が歪む」という表現がありますが、人体は骨盤が左右対称で傾きも一緒だと思っている方がほとんどだと思います。しかし、その方によって骨盤の状態は違います。その方の骨盤の状態を把握した上で、それに合わせて整えていきます。当院に来院されている方には単純に骨盤が歪んでいる、開いている・・・という表現はしていません。

同じ症状でもその方によって改善の仕方は違います

「この症状だと、これくらいで改善する」ということも人によってだと思っています。患っている期間、薬を服用しているのか、既往歴、年齢、環境によって全く異なってきます。特に、わかりやすい痺れや痛みでない場合はご本人も分かりずらく、気持ちの面で長期にわたっていることもあります。

まずは、客観的に検査をすることで状態をわかりやすく説明しています。そうすることで、ご本人も自覚が出て体の状態について気にしたり目を向けられるようになってきます。