30代 男性 顔面や首周りの汗
秋になって寒い日でも朝方に夏のような汗を局所的にかく。
特に額と頭皮と鎖骨周り。
朝方目がさめる。
寝ていても腰が痛い。
体は寒くて頭はあつい感じがするので熱があるかと思い計ると平熱。
メンタルの病院も来院されています。
ストレスによる汗
平衡覚の狂い
呼吸不足
天候による不調が出やすい「体内圧の狂い」
頭部にこもり熱がある「頭部内熱」
心因的なストレス
脳ストレスが主に見られました。
ちなみに女性の私が立位での検査をしてもフラフラよろめいてしまうので、男性の方だったのでびっくりされていました。それくらい体は重力に抵抗できずにグラグラして不安定な状態で踏ん張って立っている状態でした。
骨盤が後方へ行ってしまう重心なので踵重心なのですが、上半身は前へ伸び上がるような姿勢になっていました。⇨上半身へ熱をためやすくなり踵へは熱が落ちないので下半身は冷えています。
頭がのぼせのような症状と手足はすごく冷たいので「暑いのか寒いのかわからない・・・」といったことをおっしゃってました。最近の佐久地方は少し寒くて15度前後です。来院当日は雨も降っていました。
体内圧の狂いと頭部内熱
「体内圧」の狂いがある方は、寒暖差が苦手だったり、天候が悪い日が続くと辛いです。そのこともお伝えすると納得されていました。
お話をお聞きすると、最近クライアントさんに環境の変化があり常に緊張状態なことがわかりました。心因的なストレスと脳の前頭にある認知機能の「前頭前野」へのストレスがある理由がわかりました。それが主な原因であることをお伝えすると、ホッとされて安心されていました。
頭部に熱がこもると汗を局所的にかいてしまう場合があります。特に背中から上や頭皮や顔といった方が多いです。一見ホットフラッシュのような感じなので女性の方は更年期と思って来院される場合も有ります。
呼吸と連動がある皮膚や骨盤は毛穴が閉じにくくなったり、骨盤の開閉運動がうまくいっていかなくなり腰痛を訴えられる場合があります。最近暑い日と寒い日の寒暖差がすごくあるので、自律神経が狂い体の体温調節がうまくいかなくなっていることも考えられます。
また、呼吸の浅さは皮膚呼吸へも影響を与えます。汗腺が開きすぎてしまう場合や閉じすぎて汗が出ない場合が出てきます。
当院へ来院される方は症状だけみると混乱してしまうほど付随している症状が出ている方がほとんどです。原因も様々なものが出てきて施術とともに改善されてくるのは分かる方が多いですが、一番根本的なところは最後までしつこく残りやすいのでしっかりと根本改善を目指します。
主に呼吸法や頭部と体のこもり熱を防ぐセルフケアと体内圧を高めるセルフケアをお伝えしています。
原因がわからずに堂々巡りをしている方はどうぞご来院ください。