小さい頃からスポーツをしていて、今もそれに関わったお仕事をしています。
スポーツをされている方は、怪我をすることが多くそれをきっかけに体に不調が出やすくなってしまうことがあります。
この方も怪我をきっかけとした膝痛で来院されましたが、片方だけでなくとうとう両方の膝が痛くなってきたとのことでした。
付随症状はさまざま出てきます
検査をしてみると、膝痛によくみられる平衡覚のブレがありました。
その他に顎、特に上顎のストレスと頭部内熱と心因的ストレスがありました。
上顎のストレスは噛み合わせが悪いことをおっしゃっているのでその影響もあります。
頭部内熱があるので、上顎にストレスがかかっていることも考えられます。
心因的ストレスは症状についての不安感が影響しているようです。
今回の検査で原因がわかったことで随分と安心されていました。
怪我をきっかけに天候に左右されたり、怪我をした部位に加えて他に症状が出てくる場合があります。
特にストレスがかかることが多くなったりすることから爆発したかのようにあちこち症状が出てくる場合があります。
付随症状はかばうことで生じている場合がある
怪我をするとかばったような体の使い方をすることから他に負担がかかる場合があります。
痛いと体を無自覚に負担をかけないようにする使い方をしています。それが蓄積されると、体の癖となり負担がかかりすぎることであちこち痛みや症状が出ます。
一番体にとって良い状態に近づける
自分にとってどんな使い方をすると一番理想的なのか、それをいつも探りながらその状態に体が使えるようにしていきます。
施術でその状態に近づけて、体の癖が出にくい状態にしていきます。いかに癖が出にくい状態にしていくのか、が大切です。
日頃の癖は無自覚なことがほとんどなので、まずは自分の癖に気づき自覚してもらうことが大切です。
そうした積み重ねが一番良い状態に近づけていける近道です。