体の使い方による慢性痛

いつもと違うのは姿勢にも現れる

定期的に来院されている会員のYさん。

今日は検査をしていつもと違っていたので、写真を撮ってみました。

施術前の写真です。

右の腕が前に出ているのがわかります。

後ろ姿も体が右のほうが前方に出しているのがわかりますか?

横から入ると左右で腕の上がり方に違いが出ていて右側が前側に出ていますね。

左右にぶれている左右型や体のねじれが強い場合は体のつかい方やクセが強くなると出やすくなります。

美容師さんなど固定化した動きなどはこうした体の使い方と言えます。

いつも思考偏重の傾向がありますが、それは検査では出ずに頭部よりも身体に反応が出ていました。

思考偏重から体の使い方による不調

思考偏重が出ていないので、頭部の内熱や食いしばりもあまり気にならなかったようです。

だんだんとお顔の表情も変わってきているのがわかります。

思考偏重が強いと眉間にしわを寄せたような表情が硬い状態になります。

来院当初はそれが強かったのですが、今は表情が柔らかくなっています。

仕事がら立ち方や作業の姿勢が原因のようです。

そこで普段からの立ち方指導をして、また次回来院で確認することにしました。

体の使い方での不調は改善が早い

体の使い方は立ち方を変えたりするとだんだんと改善されてくると思います。

この方も思考偏重が取れていることにホッとしていました。とにかく、頭部に熱がある方が辛い方が多いです。

時間がかかるのは想像できるかと思いますが、思考偏重や心因的なものです。

施術をしても戻りやすいのはこのタイプです。

ただし、おうちでできるメンテナンスも諦めずにコツコツやってもらうと時間はかかっても改善されてくるのはわかると思います。