猛暑を乗り切るためにできること

猛暑による不調

今年の猛暑で体調がすぐれない方が非常に多いです。

当院では、まだ春なのに夏なような陽気が続いた5月下旬からその傾向が出ていました。

今年の夏は本当に異常ですね。

最近多い不調を挙げると・・・

○むくみ・手足末端が冷たい

○筋肉の痛み・足の攣り・痺れ

○みぞうちが閉まる感じ・下腹部の痛み

○動悸・息切れ

○昼間に異常に眠い

○ふらつき・めまい

○全身疲労・倦怠感

○目が眩しい・霞む

上記のような症状は体が冷えすぎているかもしれません。

検査をすると冷えを検知する腸に負担がかかり、大きな血管系へも負担がかかっている方が多いです。

夏は心臓の血流量が増え小腸系が冷えやすくなります。

体を冷やしすぎていませんか?

今年の異常な暑さは、冷房は欠かせないですよね。しかし、そこで注意が必要なのはそれ以上に薄着になっていませんか?

冷房がついている部屋でも半袖やノースリーブで過ごしていませんか?

夏は心臓が強く働く季節です。ただでさえ心臓が頑張っているので血流量が集中し胃腸は冷えやすくなります。そこに加えて冷房に当たる・・・冷たいものを好んで食べる・・・これらが重なりお腹の調子が悪くなる方もいます。

眠る時には特に、七分丈の服を着て肘が隠れているのが理想です。また、短パンは控えて足首は覆うようなもの、アンクルサポーターのようなものがあればそれで足首は冷やさないようにしてください。

大きな血管が通っている足くび、肘、膝などが冷えるとダイレクトに腸が冷えたり皮膚感覚も異常になります。

ちなみに私は当院で人気商品のアンクルサポーターは1年中重宝していて就寝時は欠かせなくなっています。

「冷え」がある方の対策方法

水分に加えて塩分は気にしていますか?

ネットの情報等で水分1日2リットルなどと言われているので、水分が「どのくらい必要か?」と聞かれることがよくあります。

正直「その方の状態によって違います」というのが妥当な回答です。

身体の状態やお話から伺うと、少なめにしたほうが良い方もいますし明らかに少ない方もいます。

自分でできる見極めは適度な回数でトイレに行けているか?確認してみてください。

 

また、夏は、水分プラス良質な塩分も心がけるようにしてください。

水分が過多になりすぎて身体の塩分が排出されている場合があります。

水が排出されない体になると水分をとっている割にトイレに行く回数が少なくなっている方もいます。

代謝能力が滞っていないか・・・も重要です。

日頃から汗が欠けているか?

局所的な汗のかき方になっていないか?

また、逆に汗をかきすぎて体が冷えていないか?

確認してみてください。

夏バテや倦怠感を感じ、なかなか改善されない方はご相談ください。

身体の状態に応じて、冷えすぎている又は熱がこもりすぎているかを適切に判断いたします。