体の圧について

冬に多い体の「圧」の影響

最近めっきりと寒い日が続きますが、体調いかがでしょうか。

年末に差し掛かっていますが、ご新規の方の来院が多くなっております。

症状はさまざまですが、根本的な原因が体の「圧」による影響がほとんどです。

・呼吸が浅い・息苦しい・喉が閉まっている感じがする・ふわふわ立ちくらみがする・耳の閉塞感がある

・動悸や息切れがする・パニック障害のような症状が出る・夕方に気分の落ち込みがある

など・・・最近来院されている方の訴えです。

寒暖差や気圧の影響でますます症状がつらくなる

全国的にも比にならないくらいこの辺りの寒暖差は激しいです。朝の氷点下から10度以上の寒暖差は当たり前です。

自律神経が正常に保てる温度差は7度くらいまでと言われているので、毎日のように寒暖差が激しいこの季節はとてもキツく感じる方も多いのではないのでしょうか。

特に自律神経の狂いは過敏さも症状として出ますので、ちょっとした天候の変化にも対応できなくなってしまいます。

体も圧を保って重力に逆らう力(抗重力)や引力(抗引力)に逆らう力で姿勢を保っています。

しかし、体内圧がうまく保てなくなると姿勢バランスはもちろん自律神経機能も正常に働かなくなってきます。

ふらつきを制御するために食いしばって姿勢を保とうとします。しかし、うまく保てなくなると横隔膜を閉めて踵に負担をかけて立つ姿勢や、つま先に負担をかけて前のめりで立つ姿勢が癖になります。

体内圧に影響が出ると、目や耳などの五感に負担がかかったり股関節や顎関節、膝など関節に負担がかかってきます。

横隔膜や喉の付近の筋肉の頸筋膜も影響が出ると動悸や息切れ、呼吸の浅さや喉のしまった感じ、ヒステリー球を感じることもあります。

まだまだ先がながい冬を乗り越えるためにも今ある不調を改善しましょう。